ペットボトル症候群と糖尿病

ペットボトル症候群と糖尿病

ペットボトル症候群から糖尿病に

ペットボトル症候群を知っていますか?

ペットボトル症候群は正式には『ソフトドリンクケトーシス』といいます。
清涼飲料水が手放せない方は要注意です。
ジュースなどの糖分が多く含まれる清涼飲料水の飲みすぎが続くと、身体が急激に高血糖状態となり『ペットボトル症候群』と呼ばれる急性糖尿病として症状が起きてくることがあります。すべてのペットボトル飲料がそうとは言えませんが、多くの甘い飲み物には大量の糖分が含まれています。

ペットボトル飲み

たまに飲む分には問題ないのですが、水代わりに飲むような飲み方をしていると危険です。

ペットボトル症候群の症状

ブドウ糖などの成分は吸収も早く身体の中に過剰に増加し、激しい喉の渇きや多尿、イライラ感や腹痛、吐き気、体のだるさなどの症状が起きることがあります。

夏はペットボトル症候群に注意

夏に多いペットボトル症候群ですが、夏は熱中症のリスクもありますので、水分は上手に摂る必要があります。
普段からソフトドリンク、ジュース、炭酸飲料や糖分の入った缶コーヒーなどを水代わりに飲むのはやめて、水やお茶などの糖分が含まれない飲み物にしましょう。特に麦茶はノンカフェインでカリウムが含まれており熱中症予防にもたいへんおすすめです。
糖質入りの缶コーヒーや炭酸飲料などは思ったより大量の糖分が含まれています。また、野菜ジュースやスポーツドリンクにも糖分が含まれていますので、身体に良いからと必要以上飲むのはやめましょう。
尚、ペットボトル入りではなくても、缶や紙パックでももちろん同様の注意が必要です。ラベルなどからしっかりと成分を読み取って上手な飲み物の選択で暑い夏を乗り切りましょう。

夏は暑くて喉が渇く

糖分の多いおいしい清涼飲料水をたくさん飲む

血糖値が上がる

血糖値が上昇すると更に喉が渇く

また糖分の多いおいしい清涼飲料水を飲む
(血糖値が上昇して喉が渇くと更においしく感じます)

もっと血糖値が上がる

もっと血糖値が上昇しもっともっと喉が渇く
悪循環発生!急性糖尿病へ!

注目清涼飲料水を習慣的に飲む方で、『喉が渇きやすい』『頻尿』『疲れがとれない』『体重が急に減る』などの自覚症状があれば、一度病院受診することをおすすめします。

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