ロコモとサルコペニア

ロコモとサルコペニア

ロコモとは運動器の衰え

ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略です。
骨や間接、筋力の衰えが原因で日常生活に必要な『立つ』『歩く』などの運動機能が低下している状態のことをいいます。

サルコペニアとは筋肉の衰え

あまり聞きなれないサルコペニアという言葉ですが、ギリシャ語でサルコは筋肉、ぺニアは減少を意味します。
筋肉量の衰えによって筋力、身体の機能が低下している状態のことをいいます。

ロコモとサルコペニアチェック

チェック 立ち上がり(両腕を組んだまま反動を使わず椅子から立ち上がる)

チェック 片足立ち保持(片足立ちで1分保持する)

チェック 片足靴下履き(片足立ちを保持したまま靴を履く)

上記が一つでも出来ない場合は予防対策が必要です。

ロコモとサルコペニアの予防

運動管理

運動は無理なく続けることが大切。スクワットやかかとの上げ下げなどが効果的です。

食事管理

ダイエットなどで食事量が少なかったり、毎日同じような物ばかり食べていると低栄養状態になり、筋肉量の低下に繋がりやすくなります。

食事管理の3つのポイント

  1. 低栄養を予防するためには毎食タンパク質をしっかり摂る
    タンパク質は筋肉量の増加と筋力を高める働きがあります。
    例)朝食や昼食に卵やお肉、乳製品、夕食に魚や大豆製品
  2. 食事は1日3回食べる
    ・主食(ご飯、パン、麺類 など)
    ・主菜(お肉、魚、卵、大豆製品 など、)
    ・副菜(野菜、海藻類、キノコ類)をバランス良く。
  3. カルシウムやビタミンを摂る
    筋肉増強やそれに伴って骨の強化も大事です。
    ・カルシウム(牛乳、ヨーグルト、チーズ、お豆腐、納豆、野菜、海藻類 など)は骨の強化に
    ・ビタミンD(牛乳、チーズ、鮭、キノコ、卵 など)はカルシウムの吸収促進に
    ・ビタミンK(チーズ、納豆、青菜、ホウレン草 など)は骨の形成や骨質維持に

注目 運動、食事の管理でロコモとサルコペニアを予防しよう

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